FAQ

よくある質問

ダッソー・システムズに寄せられるよくある質問をQ&A形式にまとめました

Q1.クラウド・ソリューションをレンタル(QSCまたはYSC)および長期サブスクリプション(PSC/ASC)として提供している理由は?

クラウドベース・ソリューションを提供している他社と同様に、ダッソー・システムズもレンタル・ビジネス・モデルを提供しています。このビジネス・モデルは、お客様に柔軟性をもたらします。実際のニーズに合わせて支出レベルを抑えたり、成長に合わせて拡張することもできます。一方で、ダッソー・システムズでは、財務部門がCAPEX(資本的支出)とOPEX(事業経費)を最適化できるように長期サブスクリプションも提案しています。この2つのモデルを組み合わせることで、さらに柔軟に対応し、コスト構造を最適化できます。

Q2.CATIA V5ライセンスを昨年購入しました。クラウドに移行する場合、この投資を無駄にせず活用できますか?

ダッソー・システムズは、お客様の投資を常に尊重しています。ビジネス・モデルの変化に合わせてスムーズな移行を促進し、ソリューションが長期にわたって競争力を発揮するように、お客様がお持ちのライセンスに応じて無駄のない移行プランを提案しています。

Q3.外部ユーザーとコラボレーションするには?

外部ユーザーとのコラボレーションがデータの参照に限定される場合は、そうしたユーザーを貴社のクラウド環境に招待できます。この場合、Business InnovationやIndustry Innovation.などのプラットフォーム・ロールを利用します。外部ユーザーがサプライヤやパートナーに該当する場合は、外部ユーザーがそれぞれの場所でクラウドをサブスクリプションし、ユーザー自身のライセンス・セットを取得したのちに、貴社のクラウド環境に招待してコラボレーションすることをお勧めします。

Q4.年度途中でサービスを中止した場合、クラウド・インスタンスとデータを保持することはできますか?

3DEXPERIENCEプラットフォームとすべてのデータを保持するには、プラットフォーム・コントリビュータ・オン・ザ・クラウド(PCS-OC)のアクティブなライセンスが少なくとも1つ必要です。

3Dデータは3DXMLファイルとして、いつでもエクスポートしてローカルにバックアップできます(コラボレーション・スペースのエクスポート)。PCS-OC以外のライセンスは特に必要ありません。

お客様は、四半期プランでサブスクリプションしたり、何らかの理由でサブスクリプションを凍結し、後日/次年度(プロジェクト復活時など)に再びアクティブにすることもできます。こうした独自のライセンスの柔軟性により、さらなるコスト効果と俊敏性が得られます。

Q5.CATIA on the Cloudのライセンスを所有する独立請負業者との共同作業は可能ですか?たとえば、下請設計者(CATIAライセンスを所有)がクラウド顧客の場合、その下請設計者をクラウドに参加させて共同で作業を進めることはできますか?

はい。このシナリオはCATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudでサポートされます。お客様は、CATIA 3DEXPERICNE on the Cloudのライセンスを持つ下請業者やパートナーを招待し、お客様のプラットフォームで共同作業させることができます。実際、ライトハウス・プログラムでTechnodat/Evektor/Duratecのコラボレーションを実現しました。こうしたお客様の声はYouTubeで確認できます(クラウド・コラボレーション)。

Q6.30日経過後に、ライセンスを別のユーザーに再割り当てすることはできますか?

特別な事情がない限り、30日間はライセンスを別のユーザーに再割り当てすることはできません。

30日経過後は、ライセンスを別のユーザーに再割り当てできます。

Q7.既にITインフラストラクチャーと適切なリソース(サーバー、運用管理、データベースなど)を運用している場合に、クラウドに移行すべき理由は?

弊社のお客様の多くはITインフラストラクチャーを運用していますが、PLMソリューションでさらなる柔軟性が必要になっています(エコシステムへの接続、新たなアプリケーションのニーズ、革新的なプロセスの新規立ち上げなど)。また、CATIA 3DEXPERIENCEを導入することで得られる総所有コスト(TCO)の削減も大きな理由の1つです。さらに、柔軟性とともに、その時点で最適なITインフラストラクチャー(ソフトウェア)のメリットが常に得られるという利点もあります。調査やマーケティングなどを目的とする期間限定の専用プロジェクトでは、インフラストラクチャーを迅速に展開しなければならないケースもあります。すばやくシンプルに展開できるCATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudを利用することで、「日常的なビジネス」業務向けにオンプレミス・インストールを保持できます。

Q8.プライベート・クラウド・ソリューションはありますか?

もちろんご用意しています。3DEXPERIENCEプラットフォームは、環境ごとに最低50ユーザーからプライベート・クラウドで利用できます。

技術的な質問
Q1.ECADなどの別のCAD形式を管理できますか?

別のCAD形式は、クラウドで利用できる専用のコンバータ(Pro-E、NXなど)でインポートおよび変換できます。利用できるコンバータはオンプレミスと同様です。

Q2.クラウド版の3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションの更新リリースはどのように管理されますか?

新規リリースについては、一般公開前にサポート・コミュニティでお客様に通知されます。3DEXPERIENCEプラットフォームの更新(データ、ライセンス、P&O)は自動的に行われます。お客様は、クライアント・マシンにインストールされたアプリケーション/3Dエクスペリエンスランチャーを更新するだけです。

Q3.3DEXPERIENCE on the Cloudに保存されているデータをローカルのハードディスクにバックアップするには?

3Dデータは3DXMLファイルとして、いつでもエクスポートしてローカルにバックアップできます(コラボレーション・スペースのエクスポート)。

Q4.CATIA V5などのオンプレミス・インストールとCATIA 3DEXPERIENCE on the Cloud間で3Dデータを交換するには?

CATIA V5ネイティブ形式で交換できます。3DXMLエクスポート/インポートまたはSTEPでも可能です。

Q5.サポートが必要になったり、運用で問題が発生した場合は、どこに問い合わせればいいですか?

ご購入元の販売代理店までお問い合わせください。

Q6.以前のリリースを使ってクラウド上で作成したデータは、新しいリリースが公開されるとどうなりますか?

クラウドの価値は常に最新バージョンを利用できる点にあります。このため、ダッソー・システムズは、当該リリースの移行期間中にデータ移行を自動的に行います。

Q7.3DEXPERIENCE on the Cloudが利用不可になったときの対処時間は?

この情報はSLA(http://www.3ds.com/terms/slaの「Online Services availability」セクション)で確認できます。

Q8.トレーニング教材はどこで確認できますか?

追加のトレーニング教材については、弊社までお問い合わせください。

Q9.3Dエクスペリエンスプラットフォームのメンテナンス作業はどのように通知されますか?

すべてのメンテナンス作業/改善作業は、「3Dエクスペリエンスプラットフォーム・オン・ザ・クラウド」コミュニティ(https://swym.3ds.com/#community:715)で通知されます。

さらに、電子メールによる通知がすべてのクラウド環境管理者に送信されます。

Q10.データはどこで管理されていますか?

ダッソー・システムズ・クラウド・サービスは、IaaSプロバイダーであるAMAZON WEB SERVICES(AWS)とOUTSCALEをベースとしています。